基礎体温表を重視した不妊症、不妊治療相談トップ不妊用語集妊娠の基礎知識 多嚢胞性卵巣(PCOS)と糖尿病の薬
不妊用語集

●妊娠の基礎知識 【多嚢胞性卵巣(PCOS)と糖尿病の薬

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、卵巣を包んでいる皮膜が固いために、卵が発育して卵胞が育ってくるのに排卵できないという状態です。そのため、卵巣の中に排卵できずにいる卵胞の袋がいくつも見えることがあり、それが卵巣を取り囲むことように並ぶのでネックレスサインなどと呼ばれることがあります。月経不順の人にしばしば見かけられ、高プロラクチン血症を合併していることもあります。

PCOSは、多毛、肥満傾向の人に多く見られますが、そうでない人でも発症します。

特徴として、月経中に採血して測定したFSHに比べ、LHが高値であること、また男性ホルモン(テストステロン)の上昇が見られることもあります。

治療としては、この排卵しずらい卵を背中を押して排卵させるべく、クロミッドなどの排卵誘発剤の治療が第一選択となります。それでも排卵しない場合、腹腔鏡などを用いて卵巣の表面の皮膜に穴を開けるという治療がおこなわれることもあります。

最近、グリコラン、メルビンという糖尿病の薬を用いる医師もいます。

(大牟田天領病院婦人科部長 吉田 耕治先生監修)

●不妊ルームはこう考えます

PCOSは、その発症に男性ホルモンが関与しているのではないかともいわれており、テストステロンの検査は重要です。

「不妊ルーム」ではPCOSの患者さんは、排卵誘発剤で卵巣過剰刺激症候群が出現しやすいという事実をふまえ、排卵誘発剤の使用は必要最小限とし、これに排卵誘発作用のある漢方薬を併用するということを基本にしています。

最近では、PCOSはその根底に、糖代謝異常があるという医学的根拠が示され、糖尿病治療薬であるメルビン、グリコランという薬を処方する医師もいます。これにより、排卵が促進されるというのです。

しかし、「不妊ルーム」で、PCOSの女性を調べても、耐糖能には全く異常が認められないことがほとんどであり、また、こうした薬には低血糖などの副作用がおきる可能性もあることなどから、メルビン、グリコランの使用はおこなっておりません。

妊娠の基礎知識
カウンセリング
カウンセリングのご予約はこちらからどうぞ  匿名による無料メール不妊相談を受付中です  お問合せはお気軽にどうぞ
  • カウンセリング
  • 匿名による不妊相談を受付中です
  • お問合せはお気軽にどうぞ
こまえクリニック院長の書籍出版案内です

≪2014年4月4日 新刊のご案内≫

新・妊娠レッスン
「不妊ルーム」のカウンセリングが安価な文庫本になりました!

40歳以上の妊娠例も多数!妊娠力が確実にアップする3つの法則をご紹介

>>> 院長の著書一覧はこちら

こまえクリニックについて
院長ブログ:「不妊ルーム」の窓から
 
妊娠に役立つ情報
PICK UP!
アクセスMAP

こまえクリニック 地図
クリックで拡大します

〒201-0014
東京都狛江市東和泉1-31-27
小田急線狛江駅南口徒歩1分
電話:03-5438-2525

診療受付時間のご案内
■診療受付時間
 月・火・金
午前9:00~12:20
午後4:00~6:50
 木   曜
午前9:00~12:20
午後6:00~8:50
 土   曜
午前9:00~12:20
 日   曜
午前10:00~12:50
(第2・第4)
■休診日
水曜・日曜(第1・3・5)・祝祭日

ご感想、お問い合わせは
メールはこちらメールでお気軽にどうぞ

△ページの先頭へ戻る