「不妊ルーム」と漢方薬

   

妊娠された女性の8割は漢方薬を飲んでいました

こまえクリニック「不妊ルーム」におけるフォローアップの大きな特色は、漢方薬を積極的に使用することにあります。

「不妊ルーム」での妊娠数は、2008年の12月に1,000名を超えました。そして、当院で妊娠された8割近い方が、妊娠時に漢方薬を服用していました。私はそうした経験から、不妊で悩む多くの女性に、漢方薬は有効であるという信念を持っています。

また、医薬品関係者の情報でも、医師の中で最も積極的に漢方薬を使用するのは、産婦人科医です。産婦人科医の実に7割以上が、漢方をなにがしかの形で臨床の現場にとりいれているのです。しかしながら、不妊治療関係の医師には、漢方薬は無効であるとか、自分は漢方薬を一切使用しないという医師が、たくさん存在していることも事実です。

漢方薬に関して、町の漢方薬屋さん、あるいはインターネットなどを通して購入している方からのメールが、たくさん届きます。そうしたメールの中には、毎月漢方薬代に4万も5万円もかかって大変だという訴えも多く見られます。

カウンセリング

漢方薬は医師から処方してもらうべき。その理由は?

私は漢方薬は医師から処方してもらうべきだと、著書の中で繰り返し述べてきました。その理由は、まず健康保険適用になるため、本人の負担が著しく軽減されるという点があげられます。「不妊ルーム」で漢方薬を服用している方の、1ヶ月あたりの漢方薬代は、1,500円~2,000円程度です。健康保険で7割が負担免除となるからです。

そして、私が漢方薬を医師から処方してもらうべきだと考えるもう一つの大きな理由は、漢方の効果を、数値として把握できることです。例えば、黄体機能不全と診断した女性の、高温期中期の黄体ホルモンの値が、漢方薬を服用後に再度採血して上昇していれば、この方に漢方は有効だと判断できます。

また、私自身、不妊に悩む女性に漢方薬を使用し始めた当初、いろいろなメーカーの漢方薬を試してきました。そして、驚いたことに、西洋薬の錠剤などとは異なり、漢方薬は同じ薬品名でもメーカーが異なると、その効果に著しい違いがあることがわかってきました。それは、漢方薬は生薬の合剤ですから、どの産地の薬草を使うのか、そしてまたそれをどのように加工するのかは、製薬メーカーによってまちまちであるからと私は考えています。ですから「不妊ルーム」では、漢方薬のメーカーも慎重に吟味しています。

漢方薬の効果に関しては、私の院長ブログ「不妊ルーム」の窓からの「○月の妊娠」という項目や、はからめ通信の「不妊症と漢方薬」もぜひ読んでみてください。私はこれからも、「不妊ルーム」でのフォローアップの力強い味方として、漢方薬を積極的に使用しつづけていきます。

 

こまえクリニックでは、不妊で悩んでいる方のためのカウンセリングのホームページを公開しております。不妊治療では院長自身の治療の患者体験を生かして、体質やさまざまな原因・症状の患者さんの相談に応じております。どうぞお気軽にご相談下さい。自らの経験で特に強く印象に残ったのは、治療がしばしば患者さんに非常に大きな精神的ストレスを与えるということでした。この体験を踏まえ、治療に悩む女性がなんとか少ない費用と効果的な治療で安心して妊娠に至るよう力になりたいと考えています。
このホームページは、担当の看護婦さんやサークルのみなさんのご意見、アドバイスを参考に作成しました。当サイトをあなたの「お気に入り」に入れていただければ幸いです。思い当たることやヒントに、数多く出会えることと思います。

カウンセリング
カウンセリングのご予約はこちらからどうぞ  匿名による無料メール不妊相談を受付中です  お問合せはお気軽にどうぞ

△ページの先頭へ戻る