「妊娠しやすいカラダ」インタビュー「妊娠しやすいカラダ」インタビュー
(5) 基礎体温表リテラシー

聞き手:エイジング的には、35歳以上の方の生理やホルモンの乱れみたいなものが見えてくる場合もありますよね。

放生:40歳を過ぎるとそうなることもあります。エイジングのことを言うと、生理期間中のFSHという値が参考になるのです。もちろん40歳でも低い人、30歳でも高い人はいますが、FSHの値が二桁になると、妊娠が難しくなります。この値が例えば15を越えたりしていると、体外受精をやっても、不妊治療してもなかなか妊娠に至らない。生理中のFSHは、卵のエイジングの指標にもなります。デリケートな問題だと思いますね。

聞き手:基礎体温表をつけることの大切さはわかりましたが、そうすると、つけた結果も判定しないといけない。

放生:ポイントは二相性になっていても低温期が長く、3週間以上の場合なども要注意でしょうね。例えば、もっとわかりやすくいうと、生理周期でいえば40日越えるとか。あるいは年に4,5回しか生理がこないとか。それだけでも婦人科を受診するということになると思うんですね。

聞き手:そうですね。

放生:そういう場合、だいたい排卵障害なんですけれど、年12回あるものが、年4回しかないということは、それだけチャンスが減っているわけです。そのことだけでも。

聞き手:自覚症状として一番わかるのは生理ですよね。自分で測る前からわかりますよね。ちょっと私普通じゃないなと。

放生:だから、年に2,3回しかなかったら、それはもう基礎体温表を付けると同時に、医療機関にいかなくてはいけない。

聞き手:あともう一点なんですが。例えば、基礎体温表をつけますよね。それから排卵日検査薬を使って、「今日、この日だ」「チャンスの3連続」というのを、さきほどのセックスの話に戻りますが、考えないようにするんだけれども、それをうまく活かすには。

放生:それは、『妊娠力』を読んでください。(笑)

聞き手:リラックスすると書かれてあるんですが、それでよろしいですか?

放生:それが一番難しいことですね。よくくるメールに、「排卵日にダンナがひいてしまう。どうしたらいいですか?」というもの。そういう質問の回答に窮することも、事実なわけです。

聞き手:男性がひいてしまうんですよね。

放生:それは男性の心理ですよ。

聞き手:責任があるから、今日作らなくちゃと思う。女の人は受け身だから、やっていただければいいって感じ。主体になる方はやっぱり責任が…。『妊娠力』全部読ませて頂きましたが、部屋の中に不妊の本を置いたりしないとか、妊娠に関する本を置かないとか・・・。「今日よ」と伝えなくちゃいけないわけじゃないですか。

放生:それをさりげなく伝えることがポイントなんだと思いますよ。例えば、ダンナさんがビジネスマンですごく忙しくて、なかなかもてないわけですよ、そういうことをしようと思ってもね。それでも奥さんは負けずに、排卵日検査薬で今日だと思うと、ご主人の携帯にメールを入れる女性もいます。

聞き手:ああ。それは止めた方がいいっていう感じですよね。

放生:そうですね…。

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